まりもの養殖は約20畳のスペースに30以上の水槽を並べて行っております。大きさは直径約1cmの物から15cmほどの物までありますので、その大きさごとに同じ水槽に入れて育てています。
まりもが育つ上で重要なポイントは、ほどよい光と水温、そして水質です。まりもにとって直射日光はよくありません。光が当たり過ぎてもダメですし、水温も高すぎても低すぎても元気のいいまりもには育ちません。
丸いまりもは無数の糸状体の藻の集合体でできています。その1本1本が光合成を行い青々としたキレイな緑色になり、まりもは育ちます。
元気で質のいいキレイなまりもを育てる為に、
毎日細心の注意をはらっています。こうして恵まれた環境下で、すくすくと元気に成長したまりも達は商品として出荷されるのを今か今かと待っています。
また、別の部屋ではまりもの増殖の研究を行っております。
その様子が下の写真です。
縦250cm、横120cm、高100cmの超大型水槽にまりもと様々な薬品(培養液)を入れます。適度の人工光を与えて、一定の水温を保ち、増殖の研究を日々重ねています。
その結果近年、これらのまりもが商品として出荷できることとなりました。